上越革新懇を結成
地域住民の願い実現へ

新潟県上越市で3日、「平和・民主・革新の日本をめざす上越の会」(上越革新懇)の結成総会が開かれ、加入団体や個人24人が参加しました。
上越地域では、2006年に民主商工会や新日本婦人の会、平和委員会、地区労連など九つの民主団体が「憲法9条を守る上越地域の会」を結成し、運動を続けてきました。昨年の総選挙で、市民と野党の共闘が後退したことを受けて、「地域革新懇づくりで情勢を変えていくしかない」と会で議論して「上越革新懇」づくりを決めました。今年5月24日には全国革新懇の石川康宏代表世話人を招き、「なぜ今、革新・民主の共同か」と題する講演会を開き、地域革新懇結成の機運が高まりました。
総会で選出された布施辰夫代表世話人は、「これからが正念場。三つの共同目標に根ざした地域住民の願いを実現する取り組みを、今後具体化していく運動を進めていこう」と訴え。「参院選結果をみても革新懇の必要性が増している」などの意見もありました。(2025年8月8日『しんぶん赤旗』)