大軍拡中止し命守れ

市民アクションが宣伝
マイクを握る内田氏(右側)と参加者=19日、新潟市

 9条改憲NO!全国市民アクション@新潟は19日、新潟市で宣伝しました。約50人の参加者が横断幕などを掲げ、「大軍拡は中止し、農業と命、暮らしを守れ」などと訴えました。

 I女性会議県本部の内田洵子議長は、柏崎刈羽原発の再稼働について、「いろいろな意見があるから県民投票で意思表示したいと求めた14万3000筆以上の直接請求を否決した県議会や県知事に、私たちの地域や命を預けられない」と批判。知事が再稼働判断の材料と言う公聴会の問題点を指摘し、住民が当事者として熟議にかかわる決意を示そうと訴えました。

 農民連県本部の鈴木亮事務局長は、「低米価が続いて農家を減少させた自民農政に無反省なまま、米価が安ければいいと備蓄米放出や輸入米拡大をすれば、米をつくる農家はいなくなる」と訴え。大軍拡を阻止して農業予算を増やし、価格保障、所得補償で農家を続けられる農政に転換しようと呼びかけました。

 参加者は、「学術は市民のもの。戦争への加担を許さず、市民と平和のために学術を生かす社会を」「週20時間以上の残業が続く教職員の働き方改革を」などと訴えました。(2025年6月25日『しんぶん赤旗』)

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