軍拡やめ、農業予算増やす

藤野、平氏キャラバン
グラフを示し、税金の使い方の転換を訴える(右から)平、藤野の両氏=21日、見附市

 参院選での日本共産党躍進に向けて、平あや子比例予定候補は21、22日の両日、藤野やすふみ元衆院議員とともに新潟県内各地をめぐるキャラバン宣伝に取り組みました。大型パネルで消費税減税の財源や、大軍拡をやめて農業と食料を守る党の政策を紹介し、「比例は共産党」を大きく広げてほしいと呼びかけました。

 平氏は、「物価高対策なら消費税減税が国民の一番の願い」と述べ、一律5%への減税とインボイス廃止を提案。「大企業・富裕層の優遇減税をやめ、応分の負担を求めれば財源はつくれます」と訴えました。

 さらに平氏は、米価高騰や米不足の問題に触れ、今年度予算では軍事費が9・5%も伸びた一方で、社会保障や中小企業予算は物価上昇率を下回り、食料安定供給予算はマイナスだと指摘。「共産党は軍拡をやめ、緊急に農業予算を1兆円増やします。安心してお米を食べ、作れる日本にしよう」と話しました。

 藤野氏は、新潟県は医師不足が深刻で介護施設も減っている中で、自公と維新の医療費4兆円削減、病院ベッド11万床削減の合意は許せないと批判。医療・介護予算を増やす共産党を伸ばして地域医療と介護を守ろうと訴えました。(2025年6月23日『しんぶん赤旗』)

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