民青が学生に食料支援

食品を選び袋に詰める学生ら=10日、新潟市東区

 新潟市の日本民主青年同盟(民青)りゅうと東班は10日、東区の施設で学生向け食料支援に取り組み、新潟県立大学の学生など26人が利用しました。学生2人と高校生がボランティアで参加し、「一人暮らしなので助かるし、ほかの学生の助けにもなれて良かった」と笑顔で話しました。

 学生らは米2㌔やレトルト食品、お菓子を袋いっぱいに詰めて持ち帰りました。

 アンケート対話では、物価高や消費税減税のほか、高学費や奨学金、将来の就職の不安を訴える学生が多くいました。「学費や塾など進学にはお金がかかりすぎ。格差が広がると思う」と話した3年生は、中高生の無料塾などと同時に社会を変えることを大切にする民青の活動に共感していました。

 1年生ですでに就職の心配をする学生も複数いて、「保育士を目指しているけど、給料が安いなど大変とも聞いている。やりがいだけで続けられるか不安」などと話しました。(2025年5月14日『しんぶん赤旗』)

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