労働者の力で政治転換

メーデー新潟県中央集会
デモ行進する参加者=1日、新潟市

 1日、新潟県内6カ所でメーデーが開かれ、新潟市の第96回新潟県中央集会には約350人が参加しました。

 主催あいさつで県労連の寺崎洋子議長は、賃金が30年も上がらないのは、大企業のもうけ優先に非正規雇用を増やした政治の責任だと批判。非正規労働者の多くが女性で男女の賃金格差を生み、関東甲信越で最下位の最低賃金985円が人口流出や正規職員の低賃金の原因だと述べ、物価高を超える全国一律大幅賃上げを求めました。

 24の組合・団体が決意表明とリレートークを行い、「国立病院は難病の医療を担っているが賃上げがない。離職を止め、安心の医療の提供には、労働に見合う賃上げが必要」「150人規模の介護職場だが低賃金・過密労働で、おととしは20人以上が離職した。政府は大軍拡でなく賃上げに予算を使え」などと訴えました。(2025年5月3日『しんぶん赤旗』)

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