物価高騰が学生直撃
民青食料支援に次々

日本民主青年同盟(民青)新潟県委員会は28日、新潟県新発田市の公園で学生向け食料支援を行いました。ビラを見た敬和学園大学やスポーツ専門学校の学生18人が利用しました。
米2㌔やレトルト食品、お菓子などを袋いっぱいに詰めて持ち帰り、「こんなにもらえて助かります」と大喜びしていました。多くの学生が、「物価高で食費が特に大変」「食卓からトマトが消えた」など物価高で生活に大きな影響があると訴えていました。
将来は実業団を目標に部活をがんばっている学生は、「生活のため、部活がない日はバイト漬け。今日も夜10時から朝までバイトです」と言い、経済について学ぶ民青の活動に関心があると話しました。
民青の呼びかけ文を読んだ4年生は、「アメリカいいなりの政治を変える」に共感。トランプ大統領のおかしな動きに、日本政府はしっかり対応するべきだと話しました。政治に関心がないと話した学生も、「物価高で消費税は減税してほしい」と訴えました。(2025年4月30日『しんぶん赤旗』)