3人勝利で政治に春を

十日町市 決起集会で井上さとし氏
市議選、参院選勝利へ決意する(右から)井上、ひぐち、富井、滝沢の各氏=5日、十日町市

 新潟県十日町市の日本共産党と後援会は5日、井上さとし参院議員・比例予定候補を迎えて、参院選と20日告示(27日投票)の市議選勝利をめざす総決起集会を同市で開きました。現職の滝沢しげる、富井はるみ、新人の、ひぐち富行の3市議予定候補が決意表明しました。

 井上氏は、定数5減の市議選で現有3議席を獲得するには、1議席増に相当する取り組みが必要と指摘し、農業や医療、教育を守り充実させてきた党3議席を押し上げてほしいと訴え。市議選勝利と参院比例5議席の獲得で、国民の暮らしを暖める政治へ変えようと呼びかけました。

 市民の立場で市政をチェックし、住民と力を合わすとともに、国会議員や全国の運動と連携して政治を動かしてきたと指摘。市議団が掲げる学校給食費ゼロなど子育て支援「三つのゼロ」の公約は、吉良よし子参院議員の2018年の国会質問を転機に給食無償化が全国547自治体へ一気に広がるなど、実現の条件が生まれていると述べ、3議席獲得で実行させようと訴えました。

 3候補は、「県立松代病院を守り抜く」(滝沢)、「中学校統廃合中止を」(富井)、「基幹産業の農業を守る」(ひぐち)などと訴えました。(2025年4月8日『しんぶん赤旗』)