大雪 阿賀町など災害救助法適用

新潟市では7日、「顕著な大雪に関する気象情報」が発表され、観測史上最大となる6時間で44㌢の雪が降りました。8日朝、雪に埋もれた車を掘り出し、玄関の雪かきをする市民の姿があちこちでありました。
新潟県は、大雪により住宅の倒壊や人への危険の恐れがあるとして、7日に阿賀町と長岡市山古志地域に災害救助法を適用しました。
8日朝、190㌢の積雪を記録した阿賀町の日本共産党・入倉政盛町議(76)は、軽トラックに除雪機を積んで高齢者世帯を回り、安否確認と除雪の手伝いで奔走しています。「高く積もった玄関の雪を除雪できず、3日も外に出られない一人暮らしの高齢者も多く、『よく来てくれた』と感謝される」と言います。しかし長期間降り続ける雪で、除雪した翌日にまたSOSが来る状況で、「例年と違い、今年は本当に大変。これから重みを増す屋根の雪下ろしなど人手が必要で、救助法を活用した支援が急がれる」と話しました。(2025年2月9日『しんぶん赤旗』)