歴史・スポーツの街
「わがまち ふるさと」魚沼市を大平恭児議員がレポート
魚沼市は、新潟県の南東部に位置し、魚沼産コシヒカリの産地などで知られています。
私の地元、守門(すもん)地区には国の重要文化財の豪農の館「目黒邸」があります。寛政9年(1797年)建立の割元庄屋の住宅や蔵は、多い時は積雪3mを超える豪雪地域特有のどっしりとした建築で見ごたえ充分です。向かいには、地域のにぎわいづくりのために2019年に地元住民が立ち上げた直売所「元気すもん」があり、雪解けの春先にとれた地元の山菜や季節の野菜、手作り品、食事も充実。訪れたお客様に喜ばれています。
須原スキー場は、初心者から上級者まで幅広く楽しめます。市内三つのスキー場の存続の危機に対して2020年に市民運動が広がり、1万8344筆の署名を集め、存続の方向が決まりました。春スキーで有名な奥只見スキー場、キッズスクールに力を入れている薬師スキー場、ファミリー向けの小出スキー場などウインタースポーツは充実しています。
また、11年の豪雨災害で鉄橋が流され不通となっていたJR只見線が、22年10月に小出―会津若松間が全線開通となり、四季を問わず多くの鉄道ファンや観光客を楽しませています。(大平恭児市議)
(2025年1月16日『しんぶん赤旗』)