核廃絶へ声上げよう
新潟県原水協など署名・宣伝
原水爆禁止新潟県協議会(原水協)と新潟県憲法共同センターは9日、新潟市で核兵器廃絶を訴え宣伝しました。
日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)のノーベル平和賞受賞を祝福し、「日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める」署名の協力を呼びかけました。「平和賞受賞は知っていました。あすが受賞なんですね」と3人の若者が署名するなど、多くの関心が寄せられました。
マイクを握った原水協の赤井純治代表理事は、被団協の平和賞受賞は、自らの体験をとおして人類の危機を救う決意で、粘り強い活動を続け、核兵器禁止条約を実現させた被団協の活動が評価された結果だと紹介。同時に、世界の人民に「今こそ核兵器廃絶へ立ち上がろう」と呼びかける意味もあると述べ、原爆投下の候補地だった「準被爆都市」の新潟から、核兵器も戦争もない平和な世界をつくろうと声を上げようと呼びかけました。(2024年12月11日『しんぶん赤旗』)