よみがえれ米坂線
村上市 復旧を願い応援ライブ
新潟県村上市で1日、「よみがえれ米坂線応援ライブ&トークin村上」が開かれました。豪雨災害で不通が続くJR米坂線の早期復旧を願い、太鼓やダンス、吹奏楽など8組がパフォーマンスしました。高橋邦芳村上市長や国会議員などが連帯あいさつしました。
主催した米坂線の早期復旧と地域活性化を考える会の野田尚道代表は、沿線住民の生活の足である米坂線の復旧へ5571筆の署名を集めて、JRや県へ要請を重ねてきたと報告。関川村や山形県でも住民参加のイベントが開かれており、住民や自治体、国会議員と連携して早期復旧をめざしたいとあいさつしました。
「えちごせきかわ太鼓」龍泉会の太鼓と踊りは参加者も一緒に踊り会場が一体に。地元の「A.FROG」によるキッズダンス、荒川中学校の吹奏楽部は「銀河鉄道999」などを披露しました。乗り鉄の野澤達雄さんは米坂線の風景写真を紹介しながら復旧への思いを話しました。
高橋市長は、2022年8月の豪雨災害から2年4カ月で、道路や農地などは復旧したが、鉄道は取り残されていると指摘。CO2削減や大量輸送に有効で、日本海と太平洋を結ぶ鉄道を国策として復旧するよう求めたいとあいさつしました。(2024年12月4日『しんぶん赤旗』)