柏崎刈羽原発 再稼働を問う県民投票を

県民投票実現へ市民が署名
署名を呼びかける参加者と署名する市民(左手前)=10日、新潟市西区

 新潟県では東京電力柏崎刈羽原発の再稼働の是非を問う県民投票の実現へ、各地で直接請求署名の宣伝・訪問行動が広がっています。新潟市西区では10日、イオン新潟青山店前で署名宣伝が行われ、多くの市民が署名に足を止めました。署名した市民の声を紹介します。

 〇…73歳男性は、「私は再稼働に反対だけど、知事だけで判断するのでなく、一人ひとりの県民の意思で決めることが大切だ」。

 〇…19歳の専門学生は、「知らないことも多いけど、『県民の声を届ける署名』と聞き、一人ひとりが考え、話し合うことができる機会は大切」と賛同。

 〇…38歳男性は、「再稼働の良し悪しはわからないが、よりよい環境をつくるため、県民投票には賛成」。

 〇…70歳女性は、「福島原発事故のようになれば新潟に住めなくなる。知事は県民の命や安全を考えるなら原発ゼロと言うべき」。

 〇…78歳男性は、「福島原発事故と同型原子炉の女川原発も再稼働してすぐトラブルで停止した。避難もできない。再稼働に反対」。

 〇…男性は、「いざという時に制御できないものを動かしてはいけない」と話しました。

 署名や受任者などの問い合わせは、「県民投票で決める会」025(378)1500か、https://www.kenmintouhyou.net/まで。(2024年11月13日『しんぶん赤旗』)