虐殺は今すぐやめろ
新潟市でパレスチナ連帯行動
昨年10月にイスラエル軍によるガザ侵攻が始まり1年。新潟市の市民映画館シネ・ウインド前で26日、市民有志が毎月続ける「パレスチナ連帯スタンディング@新潟」がおこなわれました。15人が参加し「虐殺を今すぐやめろ!」などのプラカードを掲げました。
呼びかけ人で、新潟市在住の映像作家・小森はるかさん(35)は、「パレスチナ問題は知っていても身近ではなかった。しかし、民間人の虐殺を目の当たりにして、一個人として行動したいと友人と2人で昨年11月からスタンディングを始めた」と話しました。昨年12月にシネ・ウインドで開催したパレスチナを考える映画上映会で参加者に呼びかけ、毎月1回のスタンディングを続けています。
呼びかけ人で、新潟市在住の熊谷千尋さん(38)は、「1年行動を続けても停戦に至っていないことは残念ですが、声を上げ続けたい。戦争に反対することを政治的だと避ける傾向があるけど、『そうじゃない。人間として当たり前だよ』と伝えていきたい」と話しました。スタンディングを見た車や小中学生からの激励や、SNSで全国の同じ行動をする人とつながることが力になっていると言います。
次回は11月23日(土)午後1時~2時半、市民映画館シネ・ウインド前の予定です。(2024年10月29日『しんぶん赤旗』)