猛追の藤野候補 必ず押し上げを

新潟2か所で志位議長

 日本共産党の志位和夫議長は23日、新潟県の長岡、新潟両市で街頭演説し、議席獲得に猛追している藤野やすふみ北陸信越ブロック比例候補(元職)を押し上げるために、「藤野さんは“理もあれば情もある、強くて温かい論戦をしてきた政治家”です。必ず議席奪還を果たさせてください」と訴えました。

 志位氏は、藤野候補が能登半島地震の「被災者共同支援センター」の責任者として支援を続け、医療費免除措置を12月末まで延長させるなど政治を動かしてきたと力説。さらに、同ブロックの11人の前国会議員は、だれも「原発ゼロ」を言えないと指摘し、「藤野さんは2期7年の在職中、原発に関わる論戦は全国の国会議員の中でトップです。『原発ゼロ』の声を国会に届けるために絶対に必要な議席です」と力を込めました。

 藤野候補は「原発マネーを一切もらわない共産党だから追及できる。希望を届けたい」と訴えました。

 志位氏は、金権腐敗一掃、暮らしと経済、食と農業、外交・平和のどの分野でも党が現実の政治、世界を動かしてきたと力説。この中で、「しんぶん赤旗」23日付が、自民党が裏金事件で非公認となった候補の党支部に政党助成金2000万円を振り込んでいたことをスクープしたと紹介し、「国民を愚弄するにもほどがある」と厳しく批判。「日本共産党の躍進で汚れた政治を大掃除しましょう」と呼び掛けました。(文は2024年10月24日『しんぶん赤旗』)