「自民党農政を変えよう」

新潟県憲法共同センターが宣伝
自民党農政転換を訴える参加者=9日、新潟市

 新潟県憲法共同センターは9日、新潟市で自民党改憲に反対する宣伝をおこない、「総裁選で改憲を競い、生活破壊を続ける自民党政治は終わらせよう」と呼びかけました。日本共産党の中村たけお衆院新潟1区候補も訴え、拍手を送る市民もいました。

 共同代表の寺崎洋子県労連議長は、岸田政権は民主主義や憲法、国民生活を破壊し、対米従属を強めてきたと批判。特にジェンダー平等に背を向け、世界で唯一、夫婦同姓を強制していると指摘し、「自民党政治にさよならを」と訴えました。

 参加者は「米が買えず子どもの弁当も作れない。税金は軍事費でなく農業に使え」「主食を食べられない状況を放置し、農業を破壊した自民農政を変えよう」などと訴えました。

 訴えに拍手をした新潟市の女性(84)は、「私は共産党ではないが、共産党の議員が一番勉強していて、政党助成金も受け取らず頑張っている。でも議席が少なすぎる。政権を取るくらい議席を増やして政治を変えてほしい」と話しました。(2024年9月11日『しんぶん赤旗』)