自民党政治 選挙で決着を

新潟県革新懇が総会
堤氏(正面)の講演を聞く参加者=7日、新潟市

 新潟県革新懇は7日、新潟市で総会と記念講演を開き45人が参加しました。講演した全国革新懇の堤文俊常任世話人は「自民党政治を終わらせるために革新懇の出番」と強調し、希望ある政策を提起し、国民のたたかいを広げ、選挙で決着をつけようと訴えました。

 堤氏は、岸田首相の退陣は、3代続けて政権を投げ出し、経済政策、米追従外交・安保、人権など自民党政治の行き詰まりのあらわれだと指摘しました。告発と希望ある政策提案が経済界とも共鳴しているとして、日本共産党の「経済再生プラン」と「東アジア平和提言」を持って各界と懇談した大阪の経験を紹介しました。

 革新懇の粘り強い運動が、沖縄基地や原発など一点共闘とその後の市民と野党の共闘への発展の力になったと指摘。また、日本共産党の選挙の連続躍進があったから国民連合政府の提唱が現実の政治に響いたと述べ、一致点での国民的たたかいと共産党の躍進が、野党共闘の再構築への展望だと話しました。(2024年9月10日『しんぶん赤旗』)