コメ不足 自民農政が原因

県内4ヵ所の集会で藤野氏が入党の呼びかけ
藤野氏(正面)の話を聞く参加者=8月31日、上越市

 8月30、31日、新潟県内4カ所で日本共産党の藤野やすふみ衆院北陸信越比例予定候補を招いた集いや入党懇談会が開かれました。藤野氏は「米不足や能登半島地震の復旧の遅れなど国民の苦難の根源には、自民党政治がある。総選挙で共産党の比例議席を奪還して希望ある社会を一緒につくりましょう」と訴え、入党を呼びかけました。

 31日の上越市安塚区の「日本共産党なんでも懇談会」には15人が参加しました。藤野氏は、米どころ新潟でも米が買えない事態は、主食を守る責任を放棄し、企業のもうけ優先で農業を壊してきた自民党農政が原因だと批判。原発新増設と柏崎刈羽原発再稼働への暴走を止めるためにも、原発ゼロを貫く日本共産党の議席奪還が必要だと訴えました。

 懇談では「農業の後継者や過疎化が心配」「中小業者には適切な納税や帳簿を求めるのに、国会議員の政策活動費の公開は10年後などおかしい」「なぜ良いことを言う共産党が伸びないのか」などの意見に、藤野氏がていねいに答えました。

 藤野氏が「入党の呼びかけ」を読み上げ、橋爪法一上越市議が熱く入党を呼びかけると拍手が起こりました。「共産党支持ではなかったが、『赤旗』日曜版を購読し、社会問題を『見える化』してくれる政党だと共感するようになった」など激励もありました。(2024年9月3日『しんぶん赤旗』)