核兵器早く無くなって

長岡市の平和の波行動 高校生飛び入り 
飛び入りの高校生(右)も一緒に合唱=6日、長岡市

 新潟県長岡市で6日、長岡原水協が平和の波行動をおこないました。核兵器のない平和な世界を願い、平和のうたごえやリレートーク、署名の協力を呼びかけました。高校生2組が飛び入り参加し、一緒に「BELIEVE(ビリーヴ)」などを合唱する姿もありました。

 参加者は、「あの日、被爆した市民の痛み・苦しみを想像すると胸が苦しい。1万2千発以上もある核兵器を使わせてはいけない。子どもたちに核兵器のない世界をプレゼントしよう」「岸田首相は、広島平和記念式典で核なき世界と言いながら、『2プラス2』(日米安全保障協議委員会)では核抑止力を拡大する議論を始めるなど逆行している」などと述べ、「日本政府は核兵器禁止条約を批准しろ」と訴えました。

 飛び入り参加した高校3年生は、「原爆の日だから、友だち4人で黙とうをしてきた帰りでした。大勢の人が無関係に殺されるのはおかしい。核兵器は早く無くなってほしい」と話しました。(2024年8月10日『しんぶん赤旗』)