新時代の扉を共に開こう

上越市のつどいで平比例予定候補が訴え
平氏(正面)の話を聞く参加者=4日、上越市

 日本共産党の平あや子衆院北陸信越比例予定候補は4日、新潟県上越市で開かれたつどいに参加し、「新しい時代の扉を開く歴史的チャンス。入党して一緒に世直しの活動に加わってほしい」と訴えました。

 平氏は、被爆者の体験を聞き核兵器廃絶への思いを強めたのが活動の原点だと紹介。7月末の日米安全保障協議委員会(2プラス2)で、核兵器の使用を前提に相手を脅す「核抑止」の議論を始め、被爆者の願いを踏みにじる岸田政権に怒りを感じると話しました。衆院比例で失った藤野やすふみ前衆院議員の議席を必ず取り戻し、ジェンダー平等を進める決意を訴えました。

 参加者から、イスラエルがイランなどでハマス指導者を殺害し、世界大戦の危険もあり不安だと声が出されました。平氏は、ロシアのウクライナ侵略は批判するが、イスラエルの大規模攻撃を事実上擁護する「二重基準」を改め、国際法に違反する無法を許さない当事者も参加した和平交渉が重要だと指摘。日本は米国べったりをやめ、外交努力を呼びかけるべきと話しました。

 グループに分かれ意見が交わされました。初参加の男性は、普段の自分の視点とは違う社会の見方が学べて良かったと述べ、ジェンダーについても学びたいと感想を話しました。(2024年8月7日『しんぶん赤旗』)