民青食料支援「うれしい」 給付型奨学金共感呼ぶ

民青が上越市で食料支援
食料を選び、袋に詰める学生(手前)=26日、上越市

 日本民主青年同盟上越地域班は26日、新潟県上越市の上越教育大学近くで学生向け食料支援にとりくみ、11人の学生らが利用しました。学生は「こんなに?うれしい」と喜び、コメ2㌔やレトルト食品、お菓子などを袋に詰めて持ち帰りました。

 上越教育大学は、教員を休職して大学院で勉強している人が多いため、「休職で収入がない中で、学費や生活費に加えて社会保険料を払う必要があり、生活が苦しい」と話す大学院生が複数いました。

 対話アンケートで「学費・奨学金」に関心を示した学生は、民青のリーフで外国に比べて日本の学費が異常に高いグラフを見て「こんなに差があるのか!」とビックリ。民青が無利子給付型の奨学金を求めていることに共感し、「もっと勉強してみたい。ボランティアやいろいろな活動をしているのもいいですね」と話しました。

 食料支援の活動に共感した大学院生は、全国でも活動していると知り「今度は自分も協力できたらしたい」と話しました。(2024年5月29日『しんぶん赤旗』)