物価高だから助かる

民青新潟大学生班が食料支援
並んで食料を受け取る学生=16日、新潟市西区

 日本民主青年同盟新潟大学学生班は16日、新潟市西区の新潟大学近くの公園で学生向け食料支援にとりくみ、97人の学生が利用しました。「こんなにもらえるの?うれしい」「物価高だから助かります」など多くの笑顔がみられました。

 アパートに配布したビラを見て初利用の学生も多く、コメ1㌔やレトルト食品、お菓子などを選んで袋に詰めて持ち帰りました。

 対話アンケートでは、「買い物のたびに物価高や消費税の負担を実感」「卒論のためバイトをやめ、生活が苦しい」などの声や、「教育学部で4年学んで日本の教育の重要性を実感したので大学院に進学した。大企業中心で教育など後回しの政治に疑問があったので、それを変えようという訴えに共感」など民青の活動への共感もありました。

 初参加でスタッフも担った大学院生は、「卵が買えなくなった」など生活の苦しさが学生の日常会話になっているので、食料支援はとても人助けになると実感したと話しました。(2024年5月18日『しんぶん赤旗』)