学費半額 ぜひ実現して

民青と共産党が青年と対話
高等教育無償化などを訴える平氏(左)=3日、新潟駅前

 新潟県の日本民主青年同盟県委員会と日本共産党新潟地区委員会は新潟駅前で3日、共同で青年シールアンケート宣伝をしました。小林雄太民青県委員長や同盟員、平あや子衆院北陸信越比例予定候補や党新潟市議など15人が参加しました。

 平氏はマイクを握り、高すぎる学費と平均300万円以上の奨学金返済が若者の生きづらさの根底にあり、共産党は学費無償化や奨学金返済の半額免除を提案していると紹介。「青年と一緒に、あなたの願いを聞かせてくださいと宣伝しています」と呼びかけました。

 シールアンケートには中高生や学生など2時間で91人が回答。学費・奨学金、雇用やジェンダー平等、平和などに多くの関心が寄せられました。

 「最低賃金が低すぎるから100円以上は上がってほしい」と話した学生に、時給1500円以上の共産党の提案を紹介し、「今は3時間働いて3000円のバイトが2時間で稼げれば、1時間は勉強に使えるよね」と話すと、「それくらい思い切って上げるといいですね」と共感しました。

 学費半額のポスターを見て駆け寄ってきた学生は、「学費がめっちゃ高い。兄も学生だから大変。学費半額はぜひ実現してほしい」と訴えました。「奨学金を借りているけど、自分で返せるのか不安」と話した別の学生は、世界では給付型奨学金が当たり前という話に「初めて知った。日本でもやってほしい」と訴えました。

 12日に新潟市で開く、高等教育無償化へ山添拓参院議員と語る学習会のチラシも配られました。(2023年11月8日『しんぶん赤旗』)