世界に響け 平和を願う鐘
子や孫の時代へ思い込めてつく
新潟県内の各地の寺院や教会で6日、平和と核兵器のない世界を願う「平和の鐘」つきがいっせいにおこなわれました。原水協や新日本婦人の会が平和の波行動と一体に毎年、地域の寺院などに協力を呼びかけています。
新潟市秋葉区では新婦人新津支部の呼びかけに6寺院が協力し、周辺の住宅には活動を知らせるビラを配布しました。妙本寺には新婦人の会員や活動を知った市民ら14人が参加し、広島に原爆が投下された8時15分に合わせて住職の息子さんや参加者が鐘をつき、手を合わせました。近所の住民も出てきてくれました。
鐘をついた人は「いまの社会情勢を考えると平和が一番大切だと感じる。子や孫の時代まで平和が続くように、鐘の音が全世界に響けという思いでついた」「世界平和というと私に何ができるのかと思うところもあるが、自分ができるところから始めたい」などと思いを話しました。
その後、近くの道路で横断幕を掲げ、核兵器廃絶を訴えました。(『しんぶん赤旗』2023年8月9日)