原発再稼働を許さない議席
柏崎市、刈羽村で現有議席を必ず
新潟県柏崎市(定数22、4減)では、現職の、もちだ繁義(68)、前職の、ごいの和夫(61)の2候補が、現有2議席確保をめざします。5人はみ出しの大激戦の様相です。
柏崎市は東京電力柏崎刈羽原発の立地自治体です。国の原発再稼働計画に同原発6・7号機が含まれます。しかし、昨年12月の豪雪では38時間以上も国道・高速道路が通行止めになり、事故が起きても避難できないことが明らかとなりました。不祥事を繰り返す東電に原発運転の資格があるのかという不安も解消できていません。
2候補は、原発再稼働ではなく再生可能エネルギーのまちへ転換し、新たな雇用と地域経済の発展をつくろうと訴えます。
党市議団は、子どもの医療費助成を高校卒業まで拡充、補聴器購入費補助の実現など市政を動かしてきた力で、学校給食無償など「子育て支援三つのゼロ」、介護保険料と利用料の軽減、中小企業・農業への緊急支援などの実現を公約に掲げます。
もう一方の立地自治体の刈羽村(定数12)では、現職の池田つとむ候補(71)が再選に挑みます。少数激戦の様相です。
基金総合計約139億円を活用し、子育て支援三つのゼロや国民年金でも入れる特養ホーム、国保税・介護保険料の負担軽減などを訴えます。(2023年4月14日『しんぶん赤旗』)