7人超過の激戦を制し、3議席確保を
新発田市議選(4月16日告示、23日投票)
16日告示(23日投票)の新潟県新発田市議選(定数25)で、日本共産党は、現職の加藤かずお(71)、宮村ゆきお(78)、新人の高橋よしこ(80)の3予定候補が現有3議席確保へ挑みます。7人超過の多数激戦の様相です。
党市議団は3議席の発言力と具体的提案で、▽子どもの医療費助成を高校卒業まで拡充し入院費は無料に▽小中学校にエアコン設置▽学校給食費は3人目から無料▽補聴器購入助成制度を創設―など市政を動かしてきました。
新発田市は4月から学校給食費を8%値上げしました。反対したのは日本共産党だけです。周辺の市が一般会計から繰り入れて据え置きした中で、「暮らしが大変な時に市民への負担増でいいのか」が問われます。3300万円あれば値上げは今からでも中止できます。
党は、約40億円の財政調整基金や市の予算の使い方を変えて、学校給食無償化や子どもの医療費完全無料など「子育て支援三つのゼロ」、介護保険料と利用料の負担軽減、中小企業と農業への緊急支援、公共交通整備など、暮らし応援の施策実現を公約に掲げます。
自民党など支配勢力は旧統一協会の「反共ビラ」を配布するなど反共包囲網を敷いています。3議席確保には昨年の参院比例得票の3・2倍の大幅得票増が必要です。党の政策と値打ちを訴え支持拡大の飛躍をめざします。