県議選で推薦の馬場氏が初当選(上越市区)
公認の2人は及ばず、新潟市議選は前回当選の6議席確保
新潟県議選では、上越市区(定数5)で無所属・党推薦の馬場秀幸氏(新)が初当選を果たしました。公認2人は及びませんでした。
馬場氏は1万1716票(得票率16・3%)を獲得し3位で当選。「市民連合・上越」の代表として市民と野党の共闘の中心で活躍し、弁護士25年の知識と経験を生かし、医療・介護の体制を守る、子育て世代の負担軽減、中小企業の経営と農業を守る、原発再稼働反対などを訴えました。自民が3から2になり与野党逆転しました。
定数6の長岡市・三島郡区では現職の遠藤玲子氏が1万442票(得票率10・2%)を獲得しましたが、6位当選と298票差の8位で議席を失いました。
新潟市西区(定数3)の平あや子氏(新)は7636票(得票率14・9%)、十日町・中魚沼郡区の藤ノ木浩子氏(無所属新・推薦)は8628票(得票率27・8%)を獲得しましたが次点で及びませんでした。
新潟市議選は、北区(定数5)の野村紀子氏(新)が5位、東区(定数8)の渋谷明治氏(元)が2位、飯塚孝子氏(現)が7位、中央区(定数)の鈴木映氏(新)が6位、秋葉区(定数5)の倉茂政樹氏(現)が4位、西区(定数)の武田勝利氏(新)が9位で当選し、前回当選の6議席を確保しました。
党候補は、中心部の大型開発優先で暮らし切り捨ての市政から、学校給食無償化や子どもの医療費完全無料化など「子育て支援三つのゼロ」、介護保険料・国保料の引き下げなど暮らしの市政への転換を訴えてたたかいました。
江南区(定数4)の中村岳夫(新)、南区(定数3)の神田晴彦(新)の2氏は次点で及びませんでした。
(2023年4月11日『しんぶん赤旗』)