大軍拡・大増税に反対し、暮らしをまもろう

憲法共同センターが新潟市で訴え

 大軍拡・大増税NO全国いっせい宣伝で、新潟県憲法共同センターは9日、新潟駅前で約20人が集まり、「大軍拡・大増税に反対し暮らしを守ろう」と訴えました。

 マイクを握った渡部睦夫共同代表は、侵略戦争の反省から作られた日本国憲法と9条が、他国に攻めることも殺されることもない日本の平和を築いたと強調。岸田政権が憲法を破壊し、専守防衛を投げ捨てた敵基地攻撃能力の保有、アメリカと一緒に戦争する国へと大軍拡を進めていることは、国民を守るどころか、戦争に巻き込む危険な道だと批判し、大軍拡と大増税の政治を許さない声を上げようと呼びかけました。

 吉田美里さんは、医療・介護福祉の現場から「女性で唯一、召集令状で戦場に送られ、犠牲となった従軍看護婦の悲劇を二度と繰り返さないという誓いを胸に、戦争反対を訴えてきました。命を守る医療・介護・福祉労働者として、戦争する国づくりに反対の声を広げます」と訴えました。(『しんぶん赤旗』2023年2月11日)