57年ぶりの県議複数議席を

新潟市中央区で紙智子参議院議員が訴え

　日本共産党の紙智子参院議員は13日、新潟市中央区で開かれた党新潟県委員会主催の演説会で、来春行われる統一地方選挙では、たいらあやこ県議候補（新潟市西区、定数３、新人）をはじめ党候補全員の当選で「政治の春、雪解けをつくろう」と呼びかけました。

　紙氏は、公立・公的病院の再編・統合、柏崎刈羽原発の再稼働を狙う花角県政を批判。現職の遠藤れい子候補とともに「『子育て・仕事・くらしに希望を』と奮闘する、たいら候補を県議会に送り出し、57年ぶりに複数議席を」と訴えました。

　紙氏は、統一協会と政界との癒着に無反省な岸田政権に、教団の解散請求など建設的な提案を行う共産党の値打ちを強調。小林多喜二の母親・セキさんが共産党に入党した逸話を交え「どんな困難の下でも国民を裏切らずたたかう不屈性は、共産党が100年続いた特徴の一つです。この党を大きくし、世直しを一緒に進めよう」と結びました。

　たいら候補は「市民と野党の共闘を進め、県民の願いを前進させる。国の原発再稼働の圧力をはね返し、地域医療の改悪を止める」と意気込みました。

　新潟市議選の党候補を代表して、すずき映、のむら紀子（ともに新人）の両氏が決意表明。市民と野党の共同で10月の新潟市長選挙をたたかった「チェンジにいがた」の小林義昭事務局長が、連帯のあいさつをしました。（2022年11月15日『しんぶん赤旗』）