「なくそう原発‥」500回目の金曜行動

 なくそう原発・新潟市民ネットが新潟駅前で2012年7月から続けてきた金曜行動が2日、500回目を迎えました。強い雨の中、14人が参加して原発ゼロを訴えました。

 集会で参加者は、「原発推進等5法案を自民、公明、維新、国民の4党が強行可決したことは、福島原発事故の教訓を忘れ、福島県民を裏切るもので許せない」「核のゴミの行き場もなく、10万年先まで子孫を放射能の危険にさらす。再稼働には多くの時間もお金もかかり役に立たない原発はなくそう」「トラブルを繰り返す東京電力に原発を運転する能力はないと首長や自民党も言い始めているが、大雪で避難できないなど原発自体が危険で再稼働はダメと世論を広げよう」などと訴えました。

 日本共産党の鈴木映新潟市議は、ドイツが「高リスク技術で制御できない」として全原発の稼働を停止したと紹介。原発事故の教訓を投げ捨てた岸田政権の原発推進を許さず、原発ゼロへ運動を強めようと呼びかけました。

 参加者は替え歌を歌ってからデモ行進に出発しました。(2023年6月5日『しんぶん赤旗』)