外交追求の政府を

市民アクション@新潟が憲法記念日に訴え

 9条改憲NO!全国市民アクション@新潟は3日、新潟市万代シティで「新たな戦前にさせない!憲法記念日大行動」を実施し、180人以上が横断幕やプラカードを掲げました。日本共産党の平あや子氏や社会民主党、緑・にいがたの代表も連帯あいさつしました。

 マイクを握った新潟県憲法共同センターの藤田孝一共同代表は、岸田政権は国民へ説明もせず安保3文書で専守防衛を投げ捨て、南西諸島の自衛隊基地強化など戦争する国づくりを強めていると批判。「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起」きないよう決意した憲法前文の精神を、政府自らが壊すやり方は許されないと述べ、憲法を学び平和を追求しようと訴えました。

 新潟県平和運動センターの齋藤悦男議長は、政治の役割は物価高対策や生活の再建であり軍拡ではないと指摘。台湾有事など危機をあおるだけの政治でなく、戦争回避へ平和外交を追求する政府を、市民と野党の共闘で実現しようと呼びかけました。(2023年5月4日『しんぶん赤旗』)