原発再稼働ノー、医療守る議席を

長岡市で遠藤れい子県議が訴え

 新潟県議選で日本共産党の遠藤れい子県議(長岡市・三島郡区)は、定数6を有力8候補が争う大激戦の中、前回は次点と218票差の最下位当選だった得票を増やし、党唯一の議席の死守をめざし連日奮闘しています。25日は、長岡市議選候補の笠井のりお市議の市政報告会で決意を訴えました。

 遠藤氏は、長岡赤十字病院の看護副部長の時に東日本大震災が発生し、すぐに医師・看護師の救護班が出動したが、原発事故のため救護を待つ人がいたのに引き返さざるを得なかった悔しい思いを紹介。暮らしも生業も地域も丸ごと奪い、大雪時には避難できない原発事故を起こさないため、「一貫して再稼働ストップを主張する私、遠藤を押し上げてほしい」と訴えました。

 県議会で唯一の医療の専門家として4年間、積極的提言をおこない、新型コロナ対策に協力した活動が評価され、長岡市医師連盟から初めて推薦をいただいたと紹介。医療現場と連携して地域医療の拡充や医師確保を進めたいと表明しました。

 笠井氏は、遠藤県議と二人三脚で長岡市に対し14回の新型コロナ対策要請や予算要望をおこない、昨年から高校卒業まで通院・入院費の無料化、今年度からすべての妊産婦対象の医療費助成を実現したと紹介。遠藤県議再選と長岡市議選で2から3へ議席増を勝ち取りたいと訴えました。(2023年3月29日『しんぶん赤旗』)