柏崎刈羽原発の再稼働はやめよ

新潟市西区で「西区原発なくす会」がスタンディング宣伝

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の発生から12年の11日、柏崎刈羽原発が立地する新潟県では各地で「福島を忘れない」「原発再稼働ストップ。原発ゼロ」を訴える集会やパレード、宣伝がおこなわれました。

 新潟市西区では「西区原発なくす会」のスタンディング宣伝に60人が参加。日本共産党の、たいらあやこ県議予定候補、たけだ勝利市議予定候補も参加しました。

 マイクを握った、たいら氏は、岸田政権の原発回帰の大転換は、12年経っても故郷に帰れず人生を奪われた福島の人々の苦しみを、なかったかのようにするものだと批判。新潟県が独自に原発を検証する「三つの検証」委員会の予算が削られ、検証の早期終了、再稼働の動きが加速していると指摘し、「この動きに待ったをかける議席が必要。西区で大軍拡・原発再稼働ノー、市民と野党の共闘を前に進める候補はたいらだけ」と再稼働ストップへ決意を訴えました。

 参加者は「柏崎刈羽原発は直下に多くの活断層があり、2007年の中越沖地震で3千カ所以上の故障を起こした傷だらけの危険な原発」「トラブル、情報隠しを繰り返す東電に原発を動かす資格はない」などと訴えました。

 親子で参加した小学5年生は「原発はなくして、皆が平和で安心できる社会になってほしい」と話しました。(2023年3月14日『しんぶん赤旗』)