新潟市南区から野党の代表を市政へ

神田はるひこ市議予定候補が訴え
左から藤野前衆院議員、菊田衆院議員、神田予定候補、いそがい県議予定候補、打越参院議員

 新潟市南区の日本共産党は12日、春の市議選(南区・定数3)で神田はるひこ予定候補の勝利をめざす新春のつどいを開き、約70人が参加しました。藤野保史前衆院議員、立憲民主党の菊田真紀子衆院議員、打越さく良参院議員も応援に駆けつけ「野党の代表を市政へ」と訴え。いそがい潤子県議候補(無所属)も決意表明しました。

 神田氏は、農家に生まれ、父親を早くに亡くし親戚から支えられ高校卒業後に農協に就職したあゆみを紹介。農産物の輸入自由化を進めた農政の結果、食料自給率は40%を切り、米さえも輸入する国難と言うべき事態を招いたと批判し、「日本を守ると言うならば、大軍拡をやめて食料自給率を上げろ」と訴えました。

 中心部開発優先、公共施設や保育園の統廃合を進める市政を転換し、要望の多いバス交通の拡充、子育て・農業・介護の支援で、住民が主人公の新潟市をつくると訴えました。

 藤野氏は、岸田政権の安保3文書・大軍拡、原発再稼働計画を許さない審判を神田勝利で下そうと訴え。原発から脱却し、農業と太陽光発電を同時におこなうなどの営農型発電の普及で食料とエネルギーの自給率を引き上げ、新しい雇用を生む道を新潟からつくろうと呼びかけました。

 いそがい氏は、ともに南区の市民と野党の共闘を進めてきた神田さんと力をあわせ、県議・市議選で勝利したいと決意を訴えました。(『しんぶん赤旗』2023年2月15日)