核兵器も戦争もない世界を

新潟県原水協が署名と宣伝

 新潟県原水協は6日、新潟市で「日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める」署名を呼びかける宣伝をおこない、「軍国主義の復活を許さず、今こそ核兵器も戦争もない世界をつくろう」と呼びかけました。

 マイクを握った赤井純治代表理事らは、「ロシアのプーチン大統領が核兵器使用の威嚇を繰り返しながらウクライナを侵略し、核使用の現実の危険が生まれている今こそ、日本が被爆国として核兵器廃絶へ率先して参加すべきだ」「岸田政権がウクライナ危機に乗じて防衛予算の2倍化や敵基地攻撃能力の保有を狙っている。専守防衛の憲法に矛盾し、国民にさらなる負担を強いる軍拡は許すなの声をあげよう」などと訴えました。

 署名をした台湾の女性は「絶対に戦争はだめ。軍事費拡大はとんでもない。プーチンはすぐに戦争をやめて、世界中が協力して平和になるように努力すべきだ」と話しました。(2022年12月9日『しんぶん赤旗』)