アルバイトの最低賃金を上げてほしい

民青が新潟大での食料支援の対話のなかで

 新潟県の日本民主青年同盟新潟大学学生班と新日本婦人の会新潟支部は23日、新潟大学近くの公園で学生向け食料支援にとりくみ、107人の学生が利用しました。学生ボランティアが10人参加しました。

 強い雨が降り続く中、配布したチラシやSNSを見て訪れた学生たちは、米2㌔やレトルト食品、缶詰、お菓子、日用品などを選び、袋いっぱいに詰めて持ち帰りました。「食べ物が高くなり、レトルト食品は助かる」「安いものを買い、自炊して節約しているけど間に合わない」「バイトを増やした」など物価高騰が大きな負担になっている声が多数ありました。

 留学生の利用者が半分近く、今までよりも多く「4月に入学して学費も払ったのに、入国制限で来日できず半年も自国でオンライン授業だった」という留学生もいて、日本人・留学生とも共通して「高すぎる学費の引き下げ」を望む声が多くありました。

 「バイトで最低賃金が実家の埼玉より大幅に低いと実感。最賃は引き上げてほしい」(1年生)、「入学当初からコロナで大学に行けず、今でも食料支援に一緒に来る友だちもいない。学生と話もできる食料支援はありがたいです」(3年生)などと話す学生もいました。(2022年10月28日『しんぶん赤旗』)