新潟市長選挙結果 続報

 23日投開票された新潟市長選は、幅広い市民と野党(共産、れいわ、社民、新社会、緑)が支援した「チェンジにいがた」共同代表の鈴木映氏(35)=無所属新=が、5万5595票(得票率26・80%)を獲得する健闘をしましたが、及びませんでした。当選は現職の中原八一氏(63)でした。

 選挙結果が判明後のあいさつで、「チェンジにいがた」共同代表の水内基成弁護士は「立候補表明から1カ月と短期決戦で当選には至らなかったが、映さんの街頭演説、SNSでの訴えには大きな共感が広がり、初めて選挙に参加した学生など新しい仲間も広がった希望の持てる選挙だった」と強調しました。

 鈴木氏は、支援いただいた皆さんへの感謝を述べ、残念な結果ではあるが、学校給食費無償化や子ども医療費無料化など子育て支援拡充による「人への投資から始まる大きな社会の好循環」、大型公共事業優先でなく福祉・暮らし優先への転換、一極集中でなくそれぞれの地域に光が当たるまちづくりなど、訴えてきた政策は共感を得られたと強調。引き続き公約実現に向けた活動へ決意を語り、大きな拍手が送られました。(2022年10月25日『しんぶん赤旗』)