すずき映候補 東区で個人演説会

水内基成弁護士(チェンジにいがた共同代表)、横山由美子・新潟YWCA会長、佐々木寛・新潟国際情報大学教授も訴え

 新潟市長選(23日投票)で「チェンジにいがた」共同代表の、すずき映候補の個人演説会が12日夜、新潟市東区で開かれました。90人以上が参加し、すずき候補の訴えに拍手を送り、会場は勝利に向け熱気にあふれました。

 「チェンジにいがた」共同代表の水内基成弁護士は、学生の食料支援や弱い人に寄り添う活動の先頭に立つ、すずき氏の若い力で、「政治は変えられる」と示そうと訴え。世話人の横山由美子さん(新潟YWCA会長)は、自分の子どもが政策を見て、「学校給食無償化と子どもの医療費無料化は市の予算の1%でできると財源も示しているのはすごい」と共感していると紹介。顧問の佐々木寛・新潟国際情報大学教授は、一部の企業が富めば経済全体が良くなるというトリクルウダウンの考えが新潟市を壊してきたと指摘し、人や地域を支援して地域経済や未来を切り開く内発的な発展へ転換が必要だと訴えました。

 日本共産党の五十嵐完二市議は現市政の4年間を告発。コロナ対策は自営業者や医療・介護の現場の声に耳を傾けず無策で、高齢者の紙おむつ支給や就学援助など約58億円の子育て・福祉予算を削る一方、大型公共事業と中心部の再開発に税金をつぎ込んできたと述べ、市政の転換が必要と訴えました。

 すずき候補は、コロナ禍・物価高で「1日1食しか食べられない」学生、「生きていくのが切ない」と話す市民などに寄り添い、未来に希望がもてる、誰一人取り残さない市政をめざすと表明。大型開発優先から暮らし・福祉優先への転換、一極集中の再開発優先ではなく8区の産業・文化を生かしたまちづくりへの転換を実現すると訴えました。

 子育て支援支援を思い切って強めると述べ、「学校給食無償化と子どもの医療費無料化は市の予算の1%でできる。ないのはお金でなくてやる気。やる気のある私にやらせてほしい」と訴えました。コロナ禍・物価高で苦しむ市民に市独自の支援、高すぎる国保料の負担軽減、補聴器購入助成の拡大などの公約をあげ、「みなさんの一つ一つの要求を、すずき映への一票に託してほしい」と呼びかけました。(『しんぶん赤旗』2022年10月14日の記事をもとに作成)