核兵器NOに若者共感

新潟県原水協が署名・宣伝

 新潟県原水協は6日、新潟市古町商店街で「日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める」署名を呼びかける宣伝をおこないました。「核兵器は危険なのでなくしてほしい」などと話し署名する若い人が目立ちました。

 マイクを握った赤井純治代表理事は、8月の核不拡散条約(NPT)再検討会議で、核保有国が核兵器廃絶に抵抗し、日本政府も後ろ向きの姿勢を示す逆流があったことは残念だったが、すでに核兵器禁止条約が発効され世界中で批准する大きな流れがあると強調し、日本政府が早く条約に参加することが重要だと訴え。「ウクライナ戦争をやめよ。核兵器を使うな」の声を新潟から上げていこうと呼びかけました。

 署名した18歳の専門学生は、「核兵器は嫌いで署名した。核兵器禁止条約が出来たことも知っていた。日本は早く参加すべき」。別の若い男性は「単純に核はいらないと思った。(条約は知らなかったが、世界で核兵器を禁止する条約が出来たことを聞き)それは良いですね。日本も参加してほしい」などと話しました。

 「憲法で戦争をしないと決めたのに、政治家が戦争する旗振りをするなど許せない」と怒りをぶつける女性もいました。

 9月25日(日)に同商店街で開かれる「ピースフェスタin古町」の案内もされ、「参加してみたい」と話す市民もいました。(「しんぶん赤旗」2022年9月9日)